こんにちは、DINKsマリモです。
皆さんはいつ頃「お金」に対する意識を持ち始めましたか?
学生時代から持っていた人は素晴らしいですね。
社会人になってから意識を改めて方は意識が高いと思います。
最近だと年金2000万円問題が話題になりました。
老後に向けた資金準備や足りない分を投資で補いましょうという、至極まっとうな意見書
だったかと思います(年金だけで足りないというのはまた別問題と考えています)
しかし、実際には投資の前にまず、基本的なマネーリテラシーを学ぶ必要性を感じています。
同僚や身近な友人を見ても「お金」に関して無頓着な方は大勢いるかと思います。
例えば先輩社員がもっと給与がないと住宅ローンが苦しいといった話や、
つい先日も私の上司にあたる方が自己破産を行い、(私の中で)話題になりました。
#「自己破産」という制度自体は、債務者に立ち直りのチャンスを与える、ということが目的であり、
#制度として素晴らしいものだと思います。
かくいう私も、社会人になって数年はかなりお金に対して無頓着でした。
SEとして炎上案件に入り、1年目にして手取り40万円(残業150H笑)貰っていた時も
あるだけ使っているような状態でした。今覚えばその時のお金を少しでも株式に。。涙
しかしこの本に出会ってから、「お金」に対する考え方が変わりました。
当時の私「お金?教えてもらう?稼げばええやん^^あるだけ使うやで~^^」
などと思いながら手に取りそのまま購入しました。
内容としては、脱サラしてカフェを営む夫とイラストレーター兼漫画家の作者が、
スーパーやこまめに電気を消して節約するも効果は薄く毎月家計はギリギリ、
ともすればお店のお金を家計に回す始末。。。
という中々悲しい状況から物語はスタートします。
しかし、作者の妹に家計簿の付け方を教えてもらい、家計の把握を行うところから始まり、
・固定費の削減による月々の家計の黒字化(携帯契約見直し、月額サービス解除)
・勢いでかてしまった住宅ローンとの付き合い方(固定、変動金利の違い、繰上げ返済はお得?)
・保険に加入する必要があるのか(国保や年金の解説、保険は本当に必要?)
・投資とは(無謀な投機との違い)
などを解説しており、主人公のポンコツぶり(笑)もあり、非常にわかりやすいと思います。
また、コミックエッセイ形式で描かれているため読みやすい作品となっています。
この本を読んでから、私のお金に関する考えは一変しました。
それまで自由に使っていたお金を、まずはエクセルで管理するところからはじめ、
初めて証券会社を開いたり、携帯のMNP(当時はかなりお得でした)を行いました。
内容としては、投資ブロガーや投資クラスタの方々には、当たり前であったり、
レベルの低いものかもしれませんが、私にとっては、『金持ち父さん貧乏父さん』を超える
バイブルとして、今も定期的に読み返しています。
「お金」に対する考え方は人ぞれぞれですし、「お金」が全てということは決してありません。
とはいえ、一定の知識を有していないと、困ることも事実です。
そういった「当たり前のこと」を、私はこの本を読むたび再認識できると思っており、
そういった意味での良書だと思っています。
最後に本書の中で気に入っているセリフを紹介して締めにしたいと思います。
「大切なのは、お金について悩むことではなく、考えることです。」
それではまた!!